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中絶は簡単にできる

中絶は簡単にできる?
戦前は堕胎罪があり、中絶を行った女性は刑罰の対象となっていました。
現行刑法でも、堕胎罪は存在していますが、母体保護法(旧優生保護法)により、一定の場合に限って、中絶手術が行えることとなっています。

刑法 第212条  堕胎罪
「妊娠中の女子が薬物を用い、又はその他の方法により、堕胎したときは、一年以下の懲役に処する。」

母体保護法 第14条
「都道府県の区域を単位として設立された社団法人たる医師会の指定する 医師(以下「指定医師」という。)は、
次の各号の一に該当する者に対して、本人及び配偶者の同意を得て、人工妊娠中絶を行うことができる。
1.妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの
2.暴行若しくは脅迫によつて又は抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したもの
第2項 前項の同意は、配偶者が知れないとき若しくはその意思を表示することができないとき又は妊娠後に配偶者がなくなつたときには本人の同意だけで足りる。」

現在では、この母体保護法の「経済的理由」が拡張解釈され、あたかも自由に中絶できるかのような印象を与えますが、実際には中絶できるのは、この法律に許された場合に限られるということも覚えておいてください。

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