中絶の手術:分娩室
中絶の手術:分娩室
・分娩室へ
麻酔はしない。
陣痛間隔が短くなったら分娩台に上がる。
まだ赤ちゃんは小さいのですぐに娩出される。
赤ちゃんが出てきても胎盤などの子宮内容物が排出されないことがある。
この場合は掻爬を行う。
赤ちゃんが産声を上げることも。
でも、しばらくすれば呼吸ができなくて死んでしまう。
稀に陣痛開始後にトイレやベットで破水し赤ちゃんが娩出されることもあります。
トイレに行くときや何か異常を感じたら看護師に連絡しましょう。
・娩出後
出血を止めるため子宮収縮剤を注射。
子宮を元の大きさに戻し、出血を止めるために行われます。
・赤ちゃんは?
12週以降中絶された赤ちゃんは、各市町村に死産届を提出しなければならない。
死産届は処置後病院側より渡されます。
市町村役場に提出、届出が受理されると火葬許可証が発行されます。
指定された日時に火葬していただだく。
戸籍には記載されない。
病院側で業者に火葬から埋葬までを委託代行して処理することもある。
中絶手術の付き添い
*中絶手術の付き添いについて
付き添いの許可がある病院もあります。
陣痛を独りで耐えるのは非常に辛いことです。
可能であればパートナーや親友に付き添いをお願いしましょう。
病院での非常識な行動は禁止です。
彼氏や友達を呼んで宴会状態、彼氏と一緒にベットでイチャイチャ…
こんな行動はいけません。
1つの命を消そうとしているのですから、節度ある行動をしましょう。
・入院当日
指定された時間に入院します。
手術についての説明を受け、診察。
中期中絶の場合も子宮口を広げるためにラミナリア桿を挿入する。
赤ちゃんの大きさにより変わるが、始めに5〜7本、数時間後に10〜15本程度使用して赤ちゃんが出てこれるよう充分に子宮口を広げる。
・陣痛誘発
翌朝、ラミナリア桿を抜き、子宮口の開き具合を確認。
↓
陣痛を起こすための膣錠を入れる。
↓
しばらくすると陣痛がはじまる。
普通の分娩時よりも急激に始まり、急激に進む。
・陣痛が始まったら
最初は生理痛のような痛みがあります。
徐々に痛みや収縮の間隔が規則的に、短くなります。
中絶手術の受診
中絶手術の受診
保険証は必要。
産科に受診して、尿検査、エコー検査、内診などで妊娠の診断をします。
中絶手術を受ける場合、血液検査を行い手術日を決めます。
手術に関しての説明、同意書などの書類についてのお話があります。
エコー、尿検査、血液検査には保険が適応されません。
診察代はおよそ1〜2万円。
・入院について
分娩形式の中絶となる。
陣痛を起こす準備、処置後の回復を考え最低3日間の入院は必要。
入院準備
*持ち物の準備
入院期間については妊娠週数や体調、術後の状態により多少変動があると思いますが、一般的には3日程度の入院となります。
入院期間中に使用する身の周りの物は準備していきましょう。
・手術承諾書(中絶同意書)
・生理用ナプキン:1袋くらい
・生理用ショーツ:2〜3枚
・洗面用具
・タオル類
・パジャマ(有料で貸し出ししてくれるところもあります)
・お箸や湯のみ
・スリッパ
・その他病院から指定されたもの
準備していくものは各病院で違います。
事前に何が必要なのか看護師に聞いて確認しましょう。
*お化粧、マニキュアはしない(手術前までにに落とします)
*指輪、ピアス、ネックレスなど身につけているものは全て外します
髪の長い方はまとめます。
*コンタクトレンズの場合は外して眼鏡を用意すること
手術中はメガネも外します。
*赤ちゃんの手続きについて
中期中絶では各種手続きが必要です。
病院側で代行してくれるところもありますが、自分たちで行わなければいけないところもあります。
死産届の提出や火葬について、事前に病院側に確認しましょう。
自分たちで行う場合は各市町村の役所に問い合わせておくといいでしょう。
受診から手術までの流れ(中期中絶)
受診から手術までの流れ(中期中絶)
妊娠12週以降になると、赤ちゃんが大きく成長しています。
初期中絶のような方法では赤ちゃんをお腹の外に出すことが出来ません。
陣痛を起こす薬を繰り返し膣に入れ、人工的に陣痛を起こし、赤ちゃんを死産させるために出産と同様に娩出します。
場合により産声をあげる赤ちゃんもいますが、体外では生きていけない時期ですのでしばらくすると死んでしまいます。
妊娠中期は陣痛が最も起こりにくい時期なので、人によっては赤ちゃんが出て来るまでに何日もかかることもあります。